投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:258
投稿日時:2021年4月26日8:28
最終閲覧日時:2025年8月29日8:32
なぜ補習があるのか。
補習になった人は、その意図を考えてほしいです。
60点を超えれば補習にならない。
確かに、そういうルールにはなっています。
しかし、そもそもなぜ60点なのか。
これは、基本問題で60点も取れなければ、本番で高得点を取ることはまず無理だからです。
つまり目的はあくまでも本番。
そのために毎週理解度をチェックしているわけです。
だから、60点超えたから終わり、は間違ってません。
間違ってないんですが、それだけで終わるのは違うのです。
これを言ってしまうと、「じゃあ、60点以下補習って言ってる意味がないじゃないか!!!」
となってしまうと思うのですが(笑)、
本番で取れるのか、という視点を持って取り組んでほしい、ということです。
「よく頑張った!!!」
この言葉は、無意識に使ってしまうこともありますが、
結果としては頑張ったけど、頑張ることが目的ではだめだと思っています。
「努力」というのは、何か目的があったときに、その目的とのギャップを埋めるための手段だと思っています。
目的、というのは、理想と言い換えてもいいでしょう。
理想の状態がある。
でも、現状はここまで。
では、このギャップを埋めるためにどうすればいいのか。
これを考え行動することが、いわゆる「努力」だと思っています。
だから、努力はギャップの大きさで決まります。
何を目指しているのか、で変わります。
そう考えた時に、ギャップを埋めよう、という意識はありますか?
何となく作業でやっていては、理想の状態にたどり着くことはできません。
逆に、一度このギャップを埋める経験ができると、ものすごく自信になるし、武器になります。
ギャップを前にして僕らができることは2つしかありません。
諦めるか、そのギャップを埋めにいくか、です。
「努力」することが、できれば、このギャップを埋めるという手段をとれるので、人生の選択肢は間違いなく増えます。
話を戻します。
勉強することでかなえたい理想が何なのか、意識できる人は多くないでしょう。
しかし、これは普段考えていないからであって、必ずあるはずです。
そして、勝手に浮かんでくるものではありません。
考え抜いているからこそ、浮かんでくるものです。
では、その理想を埋めるためにどうすればいいのか、、、、
あとはそれを実行するのみです。
高い目標を掲げるのであれば、当然高い基準で行動していくことになります。
もちろん頑張ってはいます。
頑張ってはいるんですが、まだまだやれると思います。
当たり前の基準を上げること。
これしか、根本的に変わっていくことはできないのです。