投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:241
投稿日時:2020年2月2日19:27
最終閲覧日時:2025年11月26日9:12
入試まであと2週間を切りました。
もうあとは本番を待つだけ、と思っている人も多いと思いますが、それは本番で満点取れる人だけです。
まだまだ伸びしろはあります。
最後の最後まで、伸び続ける意識を忘れないでください。
合格圏内にいる人は、落ちる確率を少しでも潰せるように。
ギリギリの人は、これはいける!という手応えを感じるまで。
(過去問を解いていれば、ある程度わかるはずです。)
一点にこだわっていきましょう。
その中で、具体的にどこを伸ばせばいいのか。
今回は社会について。
社会はギリギリまで伸びるとこのブログでも何度も伝えています。
とはいえ、神奈川の社会は全教科の中で最も平均的が低い教科です。
なぜなのか、ということですが、それは単なる暗記では解けない問題が多いからにつきます。
人物や出来事、言葉を知っているのは当たり前。
あとはそれをどうつなげていくか。
点の知識を線にする練習が必要になります。
例えば、時代整序問題。
軸となる年号を覚え、その繫がりで周辺の事柄を整理していきます。
例えば、保元の乱、源頼朝征夷大将軍、目安箱の設置、北山文化という4つの選択肢があったとします。
このとき、
頼朝が征夷大将軍になるのが1192というのは知っていると思います。
あとは他の4つですが、保元の乱は平清盛が絡んでいるな、ということは平家が滅びる1185(壇ノ浦)より前だなーー
北山文化は室町幕府3代将軍足利義満。
だから、義満が南北朝を統一した1392年頃だ!!!
目安箱は享保の改革のときに8代徳川吉宗が考えたやつだ。
そうすると、吉宗がいた1740年頃だな!
よって、保元の乱→源頼朝征夷大将軍→北山文化→目安箱の設置
これが本番でできるようになるのが目標です。
このとき、源頼朝が征夷大将軍になるのが1192、平氏が壇ノ浦で滅びるのが1185。
室町幕府3代義満が南北朝を統一したのが1392。8代徳川吉宗が享保の改革を成し遂げたのが1740頃。
これが軸となる年号となります。
そして、その平氏の棟梁である清盛が保元の乱に関わっていたこと。
その義満が北山文化を盛り上げたこと。
享保の改革で目安箱が設置されたこと。
これらが、軸となる年号と、そこからつながってくる出来事の知識になります。
だから、まずは軸となる年号をもう一度確認します。
そして、そのつながりを意識する。
いつも話していることですが、もう一度徹底していきましょう。