投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:227
投稿日時:2020年12月30日1:32
最終閲覧日時:2025年11月19日1:22
明日はいよいよ30日。
今年最後の営業になってしまいました。
やり残していることはないですか?
もう一度よく確認しましょう。
まだまたやれることはあるはずです。
具体的には、次の5点を気をつけてみてください。
1、過去問の難しいと思う問題にこだわる
よく難しい問題はやらなくてもいい、という人がいますがそれは違うと思います。
優先順位の問題で、確かにやらなくていい問題はあります。
計算問題が1問も解けないのに関数の3番の問題をやっても意味はないです。
まずは計算を完璧にすることが重要です。
しかし、計算は完璧にできるのに計算ばかりする必要はありません。
できない問題ができるようになるから得点力は上がる訳です。
基礎がある程度固まっているのであれば、どんどん難しい問題に挑戦しましょう。
2、わからない問題は必ずわかるようになる。その際の基準は自分一人で解けるかどうか。
3年生の皆さんはほぼ全員、全高入をやっていると思います。
その際、大切なことは必ず点数にこだわること。
そして見直しをすること。
わからない問題は必ず聞いてください。
いや、わかっていない問題に関してはこちらから教えるようにしています。
しかし、みんなの全ての問題を見切れている訳ではないです。
だから、質問しなくてもこちらから声はかけますが、それでも質問してくれた方が効率が上がることは間違いないです。
重たい問題は解答に時間が掛かるので、質問がかぶった場合遅くなることはあると思いますが、必ず答えます。
だから、僕らが気づいていない問題等に関しては後でためておいてでもいいので必ず解決しましょう。
特に数学、理科は自力ではなかなか難しい問題も多いです。
でも、そういう問題を解けるようになればこそ、周りに差をつけられるということは忘れないでください。
そして、時間空けてもう一度解いてみます。
その時解けなければ、それはわかっていないのと同じことです。
典型問題、難問にかんしては
解けるようになるまでやります。
3、時間を意識
入試は時間との戦いです。
時間内に解けるかどうかはとても重要なことです。
特に、国語、英語は量はかなりあると思います。
しかし、量が多くて時間がない、ということはわかっているので、対策するだけです。
具体的には、他県の問題を解く際、英語、国語、数学は制限時間をマイナス5分で進めます。
英語の場合、リスニングもないのでマイナス15から20分短めでやります。
常に時間のプレッシャーをかけて、負荷をあげていきましょう。
4、バランスに気をつける
神奈川の入試問題の特徴は、まんべんなく全範囲から出ることです。
つまり、試験前にやまをはって受かろうとする人が落ちるようなテストになってます。
要するに、無意味なテクニックに惑わされずに、王道を突き進むしか受かる道はないということです。
正々堂々、全範囲を網羅して勉強しましょう。
自分の中で弱い分野だからといって逃げてはだめです。
得点の伸びる分野であれば時間をかけて取り組みます。
また、教科全体を俯瞰視することも忘れないでください。
特に理科、社会。
理科であれば生物は植物、動物、人間の器官、遺伝子、、
そこに化学があって、化学は原子の作りから化学式→化学反応式→イオン式があって、、、
というように、全体像は描けてますか?
その中であまり思い出せない分野があればそれは弱点分野です。
過去問をやっていて点数が取れないときはラッキーだと思ってください。
自分が落ちる可能性を徹底的に潰していくことが、合格への距離を1歩近づけてくれます。
5、実力を上げる勉強と点を取りにいく勉強を使い分ける
1ヶ月あれば、まだまだ力はつきます。
国語や英語の読解力を上げる勉強、語彙を増やす勉強、こういった点にはつながりにくいけど学力自体を上げる勉強もやっていいと思います。
しかし、テストのときには合格点を超える必要があります。
そのために、本番に得点を上げるために「あと1問正解する勉強」もしてください。
例えば、英語の1年生の単語を書いてみて最初の単語の問題を当てる勉強をしたり、国語の文法のところを対策したり、
こういう細かい勉強も大切です。
どうでしょうか。
ながながと書いてしまいましたが、明日でいよいよ最後。
(3年生のみんなとはあと少しと考えると寂しい気持ちもありますが、それは合格してから考えます。)
今はとにかく、合格することに全ての時間を注いでください。
他のことはどうでもいいはずです。
人生にはタイミングがあると思います。
そして、高校受験ができるのはこれが人生で最後。
勉強自体はいつでもできますが、志望校に合格して人生を切り開いていく。
これができるのは今だけです。
落ちたからといってどうってことはないですが、でもやっぱり受かればおもしろいはず。
軽々と超えていって、高校でもぶっち切ってください。
いや、何をぶっち切るのかはわかりませんが、(笑)その心意気でいきましょう。
とにかく、今は勉強より優先すべきことはありません。
他のどうでもいいことは忘れて、全集中で挑みましょう。
(鬼に食べられそうになって、めちゃくちゃ集中してる炭次郎。
あのくらい全集中したいですね。)
では、今年最後1日、悔いのない1日を。
まずは朝の数学から決めていきましょう!