投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:161
投稿日時:2019年8月28日12:17
最終閲覧日時:2025年11月26日19:37
小学生の皆さん。
テスト前になると中学生が早くからくるため、いつもよりも混みます。
もし気になるようでしたら来週や土日に振り替えていただいて構いません。
試験後になると一気に空くので、やりやすくなるかと思います。
さて、最近小学生(6年生)は、割合を中心にテストをしています。
普段は進め方にそこまでうるさく言わない私がなぜここまでこだわっているのか。
それは、割合を理解できるかどうかが、中学に入ってトップを狙えるかどうかを分けるから。
みやうち塾では、速さ、割合、濃度、平均、単位、比といったものを、全てまとめて「割合」と表現しています。
それはなぜか。
理由は、本質は全て同じだから。
割合は中学に入ると関数という形で勉強します。
関数とは、全く関係がないと思われる2つの事柄の間に、法則を見つけるときに使います。
例えば、道のりと時間。
道のりは「空間」における位置を表すのに対し、時間は「時間」という独自の位置を表すもの。
一見すると別のものですが、実はこの2つには密接な関係があります。
それが「速さ」という概念。
単位時間あたりに進む道のりと表現されますが、この速さを定義することで、運動とは何かを定義できます。
そして、この時間と空間(道のり)の関係を、他のものに当てはめたのが割合であったり、売上算であったりします。
しかし、これらの速さ、濃度、売上算といった分け方は、教科書を作る上での都合だったり、教える側のやりやすさで変えられているだけで、
本質を理解するためには、取り払った方がいいときもあります。
そして、この割合を理解できるかどうか。
これが中学に入ってからの成績をある程度決めると思ってください。
暗記したり、何度も練習することでもちろん改善されますが、
翠嵐や川和といった県トップ校を狙うのであれば、この辺は小学校レベルでクリアしておきたいと考えています。
6年生は最上位を狙える生徒も多くいます。
それに合わせて最近はテストをしています。
ぜひ頑張ってください!