なぜこんなに勉強するのか

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:234


投稿日時:2019年11月1日14:03

最終閲覧日時:2025年11月26日16:15


みやうち塾



なぜこんなに勉強するのか


1日で12時間。


なぜこんなに勉強する必要があるのか、悩むこともあると思います。


友達は遊びに行っているのに、、、


もっと短い時間で効率よく勉強しているひともいるし、、、


いろいろと悩むこともあると思います。


では、効率のいい勉強の定義とは何なのでしょうか。


私が考える一つの指標が、


単位時間あたりに解く問題の量。


これだと思います。


つまり、勉強効率のいい人というのは、短い時間でたくさん進めることができる人。


だから、クラスでトップを取るような生徒は、あまり勉強していないように見えることもあると思います。


でも、ここで大事なのは、どうしていつもいい点数を取っている彼ら彼女らは、短い時間でたくさん解けるのか。


しかも、速いだけでなく正確に。


それは、中学校に至るまでの過程で、こなしている量が違うから。


これに尽きます。


いまだけ見てはだめ。


生まれてからこれまでというのが肝心。


例えば部活動で、新入りが入って来ました。


その新入りは、試合一週間前から毎日、部活の練習が終わった後に5時間練習しました。


そして試合当日を迎えました。


彼は本番も一生懸命頑張りました。


しかし、結果を出すことができなかった。


その後彼は、「俺はすごく頑張った。みんなは少ししか練習していないのに、、、。」


といって、部活をやめてしまいました。


こんな友達いても、かわいそうとか思わないですよね。


そうならないように、、


最後に、ピカソの有名な話を。


ある女性が、ピカソに似顔絵を頼みました。


すると、ピカソは微笑み、30秒ほどで絵を完成させました。


そして、絵を彼女に手渡し、こういったのです。


「この絵の価格は、100万ドルです。」


女性は驚きました。


「ピカソさん、この絵を描くのに30秒しかかかっていないのに、高すぎませんか?」


ピカソは笑います。


「30年と30秒ですよ。」


たった一瞬と思うかもしれません。


しかし、その一瞬の絵を描くのに、30年の準備があるのです。


(別に、ピカソがぼったくりとか言ってるわけではないですからね?笑)


この見えない時間を感じ取れるか。


それが分かれば、なぜこんなに勉強するのか分かってくれるはず。