復習について、必読です。

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:305


投稿日時:2021年1月17日20:26

最終閲覧日時:2024年4月27日23:56


みやうち塾 こだなか塾



こんばんは!




こだなか塾、福島です。




受験生は






先日、土曜日は神奈川県の2018年度の入試を解きました。







また、平日の演習として、全国高校入試問題正解を解いています。






そして今日も神奈川県の過去問を解く予定でしたが、





模試や演習後の直しや復習の部分が気になったので、







見直し方を1からやらせてもらいました。






ここまでの演習量が確保できている。





これは問題ないです。




しかし、復習がついてこなければ、演習の効果は半減してしまいます。






テストというものは非常によく、効率的に学習できるようにできています。






誤解しやすいポイントや、間違えやすいポイントが必ず散りばめられていますし、






何より頻出ポイントが必ず抑えられます。






いつも私から伝えていることは、





それは、選択肢一つ一つから学ぶこと





これが大切と伝えております。



どういう意味か。




テストを解く時というのは、


1問に対して、1つの答えを見つける、出す


これで点数がもらえます。




しかし、普段の勉強で大切なのは、



1問の中からいかに多くのことを学びとれるか。






ここにかかっています。



ここで例題です。

皆さん是非正解してください。



この中から、徳川吉宗が行った政治の内容として、正しいものを選びなさい。

1.株仲間を解散させ、経済の自由化を図った。
2.昌平坂学問所で朱子学を学ばせ、人材の育成を図った。
3.生類憐れみの令を出し、質の悪い貨幣を大量に発行した。
4.目安箱を設置し、庶民の意見を政治に取り入れた。
5.株仲間を奨励し、営業税を徴収することで幕府の財政を立て直そうとした。









答えは、





4

です。笑
正解できたでしょうか。




この問題を解く時に考えることは、


徳川吉宗は享保の改革を行った。

その内容は、


上米の制を行い、
目安箱を設置し、
公事方御定書定めた



このどれかに当てはまるものを探せば良いのです。

テストを解くときはそれでも良いです。





しかし、やり直しをするときは、

1は水野忠邦による、天保の改革で、株仲間を奨励した

2は松平定信による、寛政の改革で、寛政異学の禁、囲米の制、棄捐令を行った

3は徳川第5代将軍、徳川綱吉で、犬公方と呼ばれていた。

5は田沼意次で、この政治の結果、賄賂が盛んになり、政治が乱れた。



など、1問につき、選択肢の分だけ学ぶチャンスがあります。



さらには、これを時代の流れに沿って確認したり、その前後や背景にある知識を洗い出せれば、ベストです。





そうすると、問題を解く中で苦手なことが整理されたり、



できなかった問題ができるようになる、勉強の質が上がる。





やり直しというのは納得するためにやるものではありません。



次、できるようになるためにやるものです。




そして、その中で最も良い題材、それはテスト。




すなわち、過去問なのです。






演習量が増えたからこそ、やり直しのやり方、復習の仕方をもう一度チェックしなおしてください。





そうすれば、成績上がること、間違いなし。笑




それではまた!

福島