塾は武器でしかない

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:223


投稿日時:2019年9月8日20:20

最終閲覧日時:2025年11月26日19:02


みやうち塾 こだなか塾



ブログ少し間隔が空いてしまいました。 


宮内中のテストも終わり、今日は昼まで爆睡しておりました。


継続してやることが一番難しい。


これはいつも生徒に伝えていることですが、


今回は自分へのブーメランになってしまいました💦


しかし、遅れてしまったらもう一度元に戻していくことが大切ですね。


ということで、またこれからも塾の様子、私の考えを書いていきます。








さて、今日のタイトルは「塾は武器でしかない」


これはある有名塾の記事を読んでいて私も共感したことです。 松江塾ブログ

塾は何をするところなのか。



この質問への答えはもちろん、「勉強するところ」

しかし、本当に勉強している生徒はどれだけいるのか。


授業を聞くふりをしたり、とりあえず問題を解いたりすることは誰にでもできます。


しかし、自分で問題意識をもち、できるようになるために努力する。


これを本当に実践している子はそんなに多くないと思います。





みやうち塾でも、まだまだ言われたから来てるなと感じる子はいます。


自分が生徒のとき、成績を伸ばすためには理解力があればいいと思っていました。


そして、自分がアルバイトになったとき、わかりやすい授業をすれば成績が伸びると思っていました。


しかし、それは根源的な問題ではないと今では思っています。


もちろん、理解力を上げることも、わかりやすい授業をすることも必要。





でも、成績を伸ばすために最も必要なのは、自分から問題意識をもって勉強できるようになること。


これしかないと今は確信しています。


そして、その自分自身が感じた問題意識(計算の仕方だったり、読解力だったり勉強の仕方だったり)に対して、具体的な解決策を出すのが我々の仕事。





つまり、わかりやすい授業や勉強方法はあくまでも手段。


根本的に成績を伸ばすには、生徒自らの考え方に影響を与えるしかないと実感しています。


では、どうすれば考え方が変わるのか。





本当に影響を与えられるのは、やはりご家族の皆さん。


特に、いつもお子さんのことを考えているお母さん。


(もちろん、お父さんもですが、お母さんの方がお会いすることが多いので!)


やはり、お母さんにはかなわない。





どうすれば英語が読めるようになるのか、社会をどう勉強すればいいのか。


これに対しては解決策を示せます。




しかし、来た人全員がめちゃくちゃやる気になるか。





これは絶対とは言いきれません。


あまりやる気にならずに、やめてしまった生徒もいます。


当然全員がこの状態になることを目指しています。


しかし、人の心を変えるのはやはり簡単ではなく、時間がかかることも多いと感じています。


我々塾は、あくまで保護者の皆様の武器でしかない。


もちろん、みやうち塾に来て、めちゃくちゃやる気になった。


この状態がベストです。


しかし、これは塾だけの成果ではない。


保護者の皆様の協力がなければ不可能。


いやむしろ、主役は保護者の皆様で我々はあくまでも武器。


そう考えると、武器としてやるべきことが見えてきます。


みやうち塾としては、今後もどのように読解力を伸ばすか、どうやって社会を暗記するか


この部分をより明確に、強くしていきます。


しかし、これがゴールではないです。


授業がわかるだけでは絶対にダメ。


自分はここの高校にいく。


とか、


勉強ができるようになってこういう生活を送る


とか、


この問題は絶対にできるようになる


とか、


生徒自身の強い動機が必要。








みやうち塾はどこまで強力な武器になれるのか。


その強力な武器になるためには、どこまでやる気になる環境(具体的な場所だけではなく、教材、講師、動画等全てを含めて)であるか。


それがこれからも変わらない、そして全ての塾に共通する課題。


次のテストに向けて、変わらず追い求めていきます。