投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:310
投稿日時:2020年7月3日14:13
最終閲覧日時:2025年11月24日6:36
「組織の中で心配なのは、一軍でプレーしているような選手じゃないんよね。2軍、3軍でくすぶっているような選手なんだよね」
これは、僕が大学時代、野球部の助監督に言われていた言葉。
この言葉を、昨日の夜、こだなかの教室長の福島と話しながらふと思い出してました。
福島先生と僕は大学時代の野球部の先輩・後輩。
たまに大学の頃の話になるのですが、最近はこの言葉が流行語です。
僕が大学時代に所属していた慶應大の野球部では、一学年50人程の選手がいるので、4学年で200人程の選手がいます。
その中で、ベンチ入りできるのは25人。
だから、ほとんどの選手は一軍に入れずに終わります。
残念ながら、僕も福島も一軍には残れなかった選手。
2軍、3軍だと、モチベーションを保つのは相当難しい。
実際、4年生にもなれば、ほとんどの選手は目的を失って腐っていく。
そんなとき、助監督がよく、冒頭の言葉を話していました。
みやうちもこだなかも、勉強をする、という目的で集まった小さな組織。
この組織には様々なタイプの生徒がいますが、僕らが心配しているのは、ランキングテストで毎回名前が載るような生徒ではないです。
むしろ、そういう子はほとんど心配してません。
僕らが心配なのは、ランキングテストには出てこないし、
勉強が苦手だし
お母さんが頑張って声をかけて、なんとか塾に来ている生徒。
いつ心が折れてしまうのか。
腐ってしまっているのではないか。
君たちだけが、心配。
1番気になるし、1番考えてる。
でも、できないからといって、合わせることは絶対にしないからね。
どんなにつらくても、やることでしか先へは進めない。
頑張っているのはよくわかる。
自分の限界までよくやってる。
でも、まだまだやれることはある。
得意不得意はあるし、全員がトップ校に行かないといけない訳ではない。
でも、自分の中の自己ベストは必ず克服できるはず。
そしてなにより、君より先に進んでいる生徒は、やっぱり君より頑張っている。
いや、気持ち的にはわからないけど、実質的に勉強している量は、圧倒的に多い。
悔しいけれど、その事実は認めなければならない。
全ては自分の責任なんだと、認めることでしか先には進めないのだから。