超勉祭の目的について(重要です!)

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:268


投稿日時:2021年5月23日14:52

最終閲覧日時:2025年5月6日21:51


みやうち塾 こだなか塾






今、宮内中は体育祭の最中。


西中原中のみなさんと達成度テストをしています。


宮内中の皆さんは明日から2日連続で超勉祭。


頑張っていきましょう。





さて、この超勉祭。


生徒の皆さんの貴重な時間をいただいてやるわけです。


当然、これをやることが結果につながると考えています。


では、なぜ結果につながるのか。


理由を説明させていただきます。


まず、定期テストで得点するために何が必要なのか。


もう一度考えてみましょう。


定期テストというのは、「試験開始まで」、という限られた準備時間内で、該当範囲の各単元を理解し、しかもそれを何も見ないで解けるようになる力を測るテスト、と言い換えることができます。


何度も言うように、定期テストでは出る範囲が決まっています。


問題のパターンも8割程度はわかっています。


(国語はもう少し低い場合も多いですが)


それになのになぜ得点できないのか。


理由は2つあると思います。


1つ目は、時間が足りていないからです。


実際、伸び悩んでいる人の8割がこれだと思います。


定期テストは、該当範囲の各単元を理解し、しかもそれを何も見ないで解けるようになる力を測るテスト


ですが、


試験という「期日」の範囲内で、というただし書きがついています。


基本的に、テストで得点できない人の多くは、試験開始までに全範囲を勉強できてません。


そうするとテストで初めて問題を見ることになります。


当然無理です。





試験当日にどれだけ考えても、三平方の定理は思いつきません。


(それを思いついたら、ピタゴラスレベルの天才ということです。テスト勉強なんかしてる場合ではありません。)


考える力は大事ですが、定期テストは理解するだけでなく「覚える」ということは省けません。。





理由は、基礎的な概念、定理を理解、暗記したうえでその知識をどう使うか、ということを問うてくる問題がほとんどだからです・


ですので、理解する、覚える、ということからは、定期テストで得点をするためには避けて通ることはできないでしょう。


では、どうすれば理解し覚えられるのか。


これは、何度も思い出すことを繰り返す、ということが基本です。


もちろん、人によって理解度は違いますし、暗記の速さは変わってきます。


しかし、覚えるべき言葉や問題と出会う回数が多いほうが覚えやすくなる、というのはだれしも当てはまると思います。


そこで、勉強時間をしっかりと確保したほうが定期テストの点数がよくなる、という仮説は、かなり自明だと思います。


2つ目は、学び手のスキルを上げるためです。


学び手のスキルというのは、情報を受け取る側の能力を指します。


例えば、皆さんは小学校から6年間、ほとんど同じくらいの時間を、同じような環境で勉強してきたわけです。


しかし、現在の学力はどうでしょうか?


同じではないと思います。


同じ授業をしても点数が同じではない。


これは、学ぶ側のスキルも得点には関係するからです。


そうすると、塾の役割としては、単に授業を極めるだけでは十分ではない、ということです。


先日、国語のノートをアップさせていただきました。


しかし、授業だけやればいい、とは考えていません。


もちろん授業を整えていくことは当たり前として、学ぶスキルを高めていくことも必要だと考えています。


特に、定期テストで300点くらいの皆さんには、こちらを重視しています。


授業だけやっても自己満足になってしまいますので、、、


では、学ぶ側のスキルが高い状況とはどういう状態なのか。


それは、2つあると考えています。


1つは、単位時間内に処理できる情報が多いことです。


これは、時間内にどれだけの問題を解けるか、という指標で測ることができると思います。


点数が伸びてくる生徒は、この速度が速くなります。


いままでワークを終わらせるのに5時間かかっていたのに、2時間で終わるようになったりします。


途中からはこの速度と成績の関係は弱くなりますが、ある程度の処理速度がある、というのが高得点をとる条件だと考えています。


2つ目は、集中力が続く時間が長い、ということです。


高得点を取れる生徒は、集中力が続く時間が長いです。





実際、昨日もそうでした。


昨日の夜の話。


今日は体育祭だったので21:00でみんな帰ってしまうと思いました。


しかし、さすが3年生。


最後まで残っていました。


そして、残っていたのは、やはり定期テストで取れている生徒の皆さんでした。


これを書くと嫌味っぽくなってしまいますが、残っていない人はだめだ!とか言いたいわけではないですよ?


ただ、事実としては認めなければいけない、ということです。


自分より得意なあの人は、自分よりも単位時間当たりにたくさんの問題を解いて、しかも自分よりも長く勉強している、ということを。





もう、やることはわかってますね?


もちろん、全員がいきなりトップを狙え!なんてことは言ってません。


まずは、自己ベスト。


自分の限界値(時間あたりに解ける問題数とその集中力の続く時間)を少しづつ伸ばしていけばいいんです。


そして、そのために超勉祭はあるのです。


すなわち、超勉祭とは、


1、試験範囲を全て勉強し定着させるため


2、学び手のスキルである


ということを目的にしています。


名前はふざけていますが、(笑)めちゃくちゃ重要なシステムです。


進め方


細かい指示は現場でさせていただきますが、


今週の超勉祭の目的は試験範囲の勉強を一通り終わらせることです。


つまり、達成度テストの合格を目標にしています。


また、学校のワークを持ってきても構いません。


それをどんどん進めていきます。


ちなみに、この超勉祭。


定期テストで450点を超えてくる人にはそんなにいらないと思います。


理由は、そもそも勉強が得意な人がやっていることをシステムにしたのが超勉祭だからです。 途中からやることがなくなります。


(これが理想です)


そうなったら、入試問題の過去問をやり、各単元を深堀りしていきます。


ここまでできれば理想です。


単に定期テストができる状態で終わるのではなく、より深く、本質を理解していきましょう。


当然、学年1位を狙いにいきます。(順位は雰囲気でしかわからないのですが(笑)、さらなる高みを狙っていきます。)





ちなみに、講師側の役割としては3つ共有しています。


・論拠を持った説明をする。
・採点だけで絶対に終わらせないでできなかった問題の解説、一般化を必ず行う。
・学校の進捗、過去問をきちんと把握する


当たり前のことですが、この3つを徹底していきます。


(当たり前の徹底が難しい、、)





教室の様子、なるべく写真でアップさせていただきます!


生徒の皆さんは頑張ってる姿をぜひみてもらってください!


(お家で勉強しなさい!とそこまで怒られなくなると思うので笑)


では、頑張っていきましょう!