守・破・離

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:370


投稿日時:2019年11月19日1:28

最終閲覧日時:2025年11月26日15:23




皆さんは守・破・離という言葉をご存知でしょうか? 




これは、武術などで使われる言葉ですが、


次のような意味を持ちます。





一つの流儀の型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。





複数の流儀にも挑戦し、いいものは取り入れていく段階。









既存の流儀から離れ、自分で新しいものを創造する段階。


この言葉は、部活をやっている人なら感覚的にわかるのでしょうか?





まず、自分が尊敬するプレーヤーを真似る。





僕らの世代はイチローや松井をみんな真似してました。








そこから、別な人も真似する。





先輩とか、対戦相手のめちゃくちゃうまい人とかそう。








打ち方を教えてもらったりする。











そして、最後には自分なりの感覚をつかむ。








こうすれば打てるという型ができてきて、自分のものになる。








勉強の場合も一緒。





というより、勉強の方がもっと型を真似やすい。




塾の講師をしている人なら、誰しもが無意識に考えること。




それが、守・破・離。




自分にしかできないこと。



これに関しては教えることができない。




でも、自分がやってきたことの中からパターンを見つけ出し、




誰がやってもある程度の結果が出るようにできる力。







優れた講師には、この力がある。







ちなみに、その再現性の結晶が、教材。







自分ができるかどうか。













それはどうでもいい。









大事なのは、全員ができるのか。












今回のテストで、この再現性を感じてもらえたら、とても嬉しいです。







超勉祭でやった内容は、中学時代自分がやっていたものをかなり取り入れました。




いつもよりもシンプルに。



教材もオーソドックス。




でも、これが最も再現性があると、今日のテスト結果をみて思ってます。









どうしても知ってることが増えると、余計なことも多くなる。




そこで、とにかくシンプルに。




勉強ができるようになるために特別なメソッドはない。




とにかく、重要事項を理解し、




解法をインプットし、




問題に当てはめる。



これさえできれば、テストでは充分。


もちろん、その基盤にある概念力や論理的思考力、処理能力は必要。





でも、それを鍛えながらも、定期テスト対策は十分できる。




それを、3年生の結果で感じました。




また明日もテストが返ってきますが、





今度は入試に向けて頑張りましょう。


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