投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:450
投稿日時:2019年8月24日9:12
最終閲覧日時:2025年11月26日19:53
今回模試の会場となるこだなか塾。
なぜ同じ塾なのに名前がこだなか塾なのかと思われる方もいらっしゃると思います。
そもそもみやうち塾も、なぜ地名なのかと疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「イケハタ塾宮内教室」とか、「イケハタ塾下小田中教室」
の方が名前としては一般的だと思います。
しかし、あえて地名で塾名を作っていることには理由があります。
それは、「教室を作るのは現場の講師、アシスタントであり、画一化できるものではないから。」
私の根本には、この考えがあります。
例えば、イケハタ塾という名前で全国展開を狙ったとします。
しかし、同じイケハタ塾でも、実際どんな教室なのかはその教室にいる講師、生徒によって大きく異なります。
しかし、イケハタ塾というブランドで展開しているので、同じシステム、同じ指導法を全ての教室に強制していきます。
するとどうでしょう。
まず講師からすれば、仕事がめちゃくちゃつまらなくなります。
これは間違いないです。
「この生徒ののために授業はこうしよう」
とか、
「うちはどちかというと勉強が苦手な子が多いから、授業形式を変えよう」
といった、工夫ができなくなってしまいます。
こういうのをやろうとしても却下されて、
「うちのシステム通りにやれ」
となってしまうんです。
また、会社が大きくなるほど、経理や管理にかかるコストが多くなります。
これはもちろん大切な費用ですが、削ることができればそれがベストですよね?
よく講師の給料を人件費といいますが、塾で一番大切なのは講師です。
(その次が教材ですかね)
このように考えれば、「いかに講師が自分の考えで教室運営をすることができ、
その責任、リターンを得られるか」
という視点で教室運営をした方が、遥かにいい教室になると考えています。
宣伝費や管理費はない方がいい。その分、講師費用と教材費に還元する。
これが私の考えです。
最後に面白い記事があるので引用させていただきます。
大手塾から見た個人塾
大手学習塾の幹部を経験されてから個人塾を運営されている方の記事です。
これが塾を大きくすることの末路か、、、
ということを見せつけられます。
(私もバイトで数社経験しましたので、、)
ということで、こだなか塾は同じ会社の系列ですが、その教室を運営する教室長が教室の全てを決める
という考えのもと、塾名を変えて運営しています。
逆に言えば、同じ経営下の塾なので、協力した方がいいところは協力していきます。
そんな中で、今回はこだなかで模試が受けられたり、今日の午後も自習ができるようにしています。
そして、それらの塾をつなぐ役割がBeyondPlace。
これが私の考えです。