定期テストの反省と今後について(長文です)

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:236


投稿日時:2020年12月17日1:03

最終閲覧日時:2025年11月19日9:17


みやうち塾



 


今回の1年生の定期テストの結果です。


平均点


宮内中 287.9


西中原中 349


400点越え 9 %


(宮内中の平均点は前にアップした時より上がってますが、計算ミスによるものです。)








宮内中1年生の平均点は200点台。


今回は厳しいテストとなりました。


学校平均も前回より下がったことは間違いないと思います。


しかし、だからといって取れなくていい、というわけではありません。


なぜなら、内申点は絶対評価だから。


点数が下がれば当然内申は取りにくくなってしまいます。


難しいテストこそ、周りと差をつけるチャンス。


今回はそのチャンスを逃してしまいました。


また、400点越えが、宮内中1年生ではいませんでした。


確かに、学年でも数人しかいなかったかもしれません。しかし、逆に言えば数人はいた(話によると)ということです。


その数人に、入ってほしかったです、、、、。


今回のテストに関しては、あまりお力になることができずに大変申し訳なかったと思っております。


私共もこの結果を真摯に受け止め、次に向けて改善をしていきます。








さて、今回の定期テストの結果を踏まえて、1年生の皆さんに次の話をさせていただきました。





内容は大きく2つ。


1つ目。 なぜ勉強しているのか、ということについて。





なぜ勉強しているのか。


ほとんどの人は深くは考えてことはないと思います。


勉強することの価値は様々あるでしょう。


そして、


勉強の目的=テスト


とは決して思っていません。


しかし、


塾に来る意味 = テストの結果


これは成り立つと思っています。


勉強の目的がテストの点数とは思いませんが、塾に来る目的は学力向上。


そして、学力が伸びれば、必ず数値として現れてきます。


数値が伸びなかったのであれば、何かが足りなかったということ。


これに関しては、僕らもとても反省しています。








みんなは、これから三年後には高校に行きます。


しかし、高校は決して誰もがいかないといけないところではありません。


高校に行かなくても何の問題もありません。


しかし、塾に来ているということは、高校に行くこと、そして大学に行くということを進路として考えているからでしょう。


そうであるならば、入試という勝負は避けては通れません。


僕自身、偏差値とか内申とか、好きではありませんでしたが、そんなことを言っても何も変わりません。


高校に進学する、大学に進学するとなれば勝負に勝たないといけないのです。


決して、偏差値の低い高校だから悪い、などとは全く思わないです。


しかし、大学進学に関してはどこの高校に行くかである程度決まってしまいます。


そして、偏差値が高い高校の方が選択肢が広いことは間違いないです。


もちろん、偏差値が高ければそれでいいとは思いませんが、入試という勝負をなるべく優位に進めてほしいとはいつも思っています。





いまの段階では勉強はやらされるものかもしれません。


しかし、結局は自分自身に返ってくるということ、自分のためであるということは忘れないでください。





2つ目。


中学生活は思ったより短いということです。


小学生から通ってくれている皆さんは、小学生のころを昨日のように覚えています。


本当にあっという間に中学生になってしまいました。


気づけば、もうすぐ2年生。


光陰矢の如し、とはこのことです。


この短い中学校生活において大切なことは、早い段階で結果を出すということ。


もちろん、最後の最後まで粘りに粘って結果を残す。


これも大切なこと。


しかし、早く結果を残せることのメリットもしっかりと考えてほしいです。


例えば部活動。


なんだかんだで初めにレギュラーを取ったやつが有利なはず。


最初にレギュラーを取って試合に出続けて、その責任感がさらに成長を促す。


この好循環を打ち破るのはなかなか難しい。


もちろん、最後の最後まで粘って有終の美を飾る。


これも大切なことだし、最後に結果を残せれば、それが一番うれしいことなのは間違いないです。


しかし、スタートをあえて疎かにして自分にハンデを課す必要はなくないですか?


まずは早い段階で試合に出ることを考えるべきです。


勉強も同じように、できるだけ早い段階で力をつけてほしいといつも思っています。


早く結果を残せれば、その分遠くまで行ける。


なんだかんだ、最後にはみんな志望を叶えられるともいますが、どうせかなえるならさっさと叶えてしまいましょう。


その方が、もっと先まで行けるから、おもしろいはずです。


以上、僕から伝えたいにはこの2つ。


今回のテストは、本当に悔しかったです。


この程度の力とは思っていません。


しかし、数字は現実として認めなければいけません。


その現実を認めることでしか先へは進めません。


僕たちも今回の結果とは向き合っていきます。


次こそ、最高の結果を出しましょう。


そして、気持ちよく2年生を迎えられたらいいと思います。








では、具体的に何をすればいいのか。


次の3つを新ルールとして加えることはどうかと思っています。


1つ目。


ランキングテストにこだわるために、60点以下は朝補習をする。


今回のテスト。ランキングテストで英語が80点を超えていた生徒の点数。


89、87、84、77。


ランキングテストの上位者は、8割は超える。


それはわかってもらえてと思います。


逆に、あのテストで8割超えないようではなかなか厳しい。


試験後に超えても意味がない。


試験前に超えることを最初の目標にしていきましょう。


数学に関しては、宮内の場合今回は難しすぎてあまり役に立たなかったですが、いつも8割以上の生徒の点数は74、70、64、55。


学年平均は40点後半なので、偏差値で言えば55くらいはみんな超えているでしょう。


西中原中の場合は、100、100、82、81。


かなり関係してました。


このテストは、簡単すぎてやる意味ない、というくらいになってほしいテスト。


だからこそ、まずはこのテストで補習にならないようにすることが最初の目標。


(やっぱり毎週頑張ってた人は結果に繋がってましたよ?)


今回も、何回やっても8割超えられなかった人は補習をしました。


しかし、ここで問題が。


平日に補習をしたため、補習を回避するモチベーションが生まれませんでした。


「どうせ木曜日塾に来るし、補習でもいいや」


という気持ちになっていたと思います。


これはシステムの問題。


ということで、補習になったら朝塾。





これにしようと思います。


朝塾と聞いた瞬間、一瞬震えましたね、、、?(笑)


でも、それくらいでないと意味がない。


これだと、何としても回避しようと思うはず。


また、補習の点数に関しては、60点以下を複数回受験して超えられない場合。


60点にハードルを下げます。


80点だとちょっと壁が高すぎる。


だからまずは60点を超えてみよう。





2つ目。 これは、トップレベルで頑張っている人へ。


宮内中の今回のテストは難しかったですが、学年1位とかになればそこそこは取れていたはず。


西中原中もテストは簡単ではなかったですが、みやうち塾でも力のある生徒は450点をきちんと超えてきました。


宮内中の2年生も難しかったですが、トップの子はそれでも点数を伸ばしています。


400点を超えてくると、なかなか点数を上げることは難しくなります。


しかし、難しいテストでもいつも通り取れる人もいます。


では何が違うのか。


それは、先取りの度合いと理解度の深さだと考えています。


まず、先取りの差が圧倒的に出るのが英語。


文法や単語だけであれば学校のテストに合わせたほうが得点できるはずです。


しかし、難しいテストの場合は、構文の理解を求められる問題が増えてくる。


例えば、2年生ならotherやanotherの使い方。


1年生であれば主語が疑問詞の問題。


この辺の問題は、本来英語の文構造がある程度わかっていて、省略や倒置の原則が身についていないと本当に理解することはできません。


だからほとんどの生徒はわかっていないけど教科書を暗記することで分かったようになっています。


これでも通常のテストであれば問題ないです。


しかし、並び替えになったり、和文英訳になったりすると、根本的にわかっていないので解くことができなくなってしまいます。


このように、先の単元を知ることでより深く理解できることが、学問においては多々あります。


だからこそ、できる子はどんどん先に行きましょう。


周りを待つ必要はありません。


逆に、学校の内容がわかったからと言ってその「概念」が本当に理解できていると思ってはだめです。


理解するとは「Yes or No」の二項対立なものではなく、量的なもの。


深さには際限がないのです。


ということで、できる子はどんどん先取れ、というのが2つ目に言いたいことです。


模試や英検を利用して、先の単元にもより挑戦していきます。





3つ目。


達成度テストを早めにやります。


これは僕らの反省ですが、達成度テストが少し遅かったなと思ってます。


なんだかんだ1年生は、ほとんどの人が全部終わらなかったので、、、


前回はコロナもあり余裕で終わりましたが(これが前回良かった理由でもあると思います。)、今回は部活の試合や宿題もありなかなか進みませんでした。


この達成度テストは全試験範囲の問題をワーク等から出すテストなので、これがクリアできていないということは全範囲を勉強しないでテストに臨んでいるということです。


やっていない範囲があれば試験でできないのは当たり前のこと。


まずはこの当たり前の失点をなくすために、早めにやりましょう。


具体的には、明らかに出ることが予想される範囲については、今週から受けられるようにしています。


そして、1か月前には1度合格を目指します。


さらに1週間前にもう一度合格をすることで、万全を期してテストに臨みましょう。








ここまで3つの提案を書きました。


しかし、最後にやるのは皆さんです。


僕らはあくまでも、塾。


学校のように、やらなかったら内申が下がるわけではありません。


だから、やらないといわれればそれまでのこと。


提案でしかないのです。





しかし、これだけは言いたい。


結局、自分の選択は自分に返ってくる、ということ。


何のために塾にきているのか、もう一度考えてほしい。


現状に満足していないか。


できない自分から目を反らしていないか。


何か変えていかなければ、また次も同じ結果を繰り返してしまう。


テストの点数が悪くて、友達とへらへら笑いながら帰ってくる。


「難しいよね、こんなのできないよね」


とか笑いながら傷をなめあっている姿。


そんなしょうもない姿、少なくとも僕は見たくない。


そんなことをやるために塾やってるわけじゃない。


今度こそ本気をみせてほしい。


今回の結果はマジで悔しかった。


その悔しいという気持ち、できるようになりたいという欲に真摯に向き合ってほしい。














長くなりましたが、そんな感じのことを10分くらい話しました。





これを10分。


























やっぱり早口(笑)








というのはおいておいて、








次に向けて明日から頑張っていきましょう。


さらなる飛躍を期待しています。