先取りは原理理解があってこそ
投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:230
投稿日時:2021年10月6日1:17
最終閲覧日時:2025年8月24日15:30
みやうち塾
授業の基本は先取り。
塾の授業は、基本的に学校の先取りです。
しかし、この先取りは、無理やり早くやればいい、というわけではありません。
とにかく早くやるのではなく、原理を極めていった結果としての先取り、でないといけません。
どういうことか。
例えば、英語。
最初は単語の読みと和文和訳、をやります。
和文和訳、というのは、日本語を、日本語のまま英語の語順に変える並び替えのこと。
例えば、
私は友達と自転車で学校に行く
という文を、
私は 行く 学校に 友達と バスで
と、書き換える練習をします。
このとき、品詞と文節の並び方のルールわかってくると、
私は家で本を読む
という文がきたときに、
「あ、読むは動詞だから、さっきの行くと同じだ。そうすると順番も
私は 読む 家で 本を
みたいになるのかな?」
と、ある程度順番を予測できるようになってきます。
この場合、目的語の 本を に関しては、単なる修飾語の 家で より前に来るのが普通(実際は目的語が後の文もあります)ですが、
それに関しては、「先取り」して覚えていけばいいわけです。
このように、原理がわかるからの先取りであり、単に早ければいい訳ではありません。
原理がわかってくると、結果として先の単元まで進んでしまう。
この先取りになっているのか。
1、2年生は再度確認しましょう。
基本の徹底こそ、実は最も「先取り」なのです。