難問は極論この3つ

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:217


投稿日時:2021年6月29日0:10

最終閲覧日時:2025年5月4日22:46


みやうち塾 こだなか塾






昨日の特色検査の問題。


どうでしたでしょうか。


問題は、平成28年度の厚木高校の問題です。


今回の問題は、アイソスタシーについて考える問題でしたが、


知識は少しも必要ありません。


水と氷の密度の比と沈む体積の関係を理解し、


それをマントルと地殻にも抽象化すれば解くことができる問題です。


逆に、割合の意味を理解したり、比の問題を原理から考えていないと解くことはできません。


(どうして、いつも割合は公式は使わずに意味を理解するべき、と話しているかわかってもらえたでしょうか)


今後も、特色検査の問題はどんどん解いていきますが、その際、気づくことがあると思います。




それは、高校受験のいわゆる”難問”は、割合か図形か論理の問題かのどれかに分類される、ということです。


今回は、割合でしたが、


今後は図形も、論理も出てきます。


この難問の3パターンは、私立難関でも同じです。


何なら、中学受験も難問はこの3パターンのどれかです。


知識はもちろん大事ですが、しかし、知ってるかどうかでトップ校の合否は決まりません。


知識を前提として、どうそれを一般化するのか、本質を理解できるのかが、難問を解けるかどうかの分かれ目になります。


だからこそ、日ごろから自分の頭で考え抜く力をつけることが、一番大切なことです。


三年生は、ここからまだまだ伸びます。


というより、今までの頑張りがより成果に結びついてくる時期です。


次の模試に向けて、さらに飛躍していきましょう。