投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:180
投稿日時:2020年2月26日8:35
最終閲覧日時:2025年11月26日0:42
今日の朝は3年生の英語を勉強しました。
内容は受動態。
いや、学校の単元では受動態なのですが、みやうち塾では受動態に関しては、「動詞の活用」という単元でひとまとめにして教えています。
例えば、「英語は世界中で話されている」
という文と、「世界中で話されている英語」
という文の違い。
これは、学校では受動態と過去分詞という違う単元で習いますが、私の場合はそうはとらえていません。
この2つの文の本質は、「する→される」という動詞の変形と、変形した動詞(例文の場合、話されている)が、述語になっているのか、修飾語になっているのか、という違いしかないと考えています。
つまり、
①動詞が過去分詞になる→もう動詞ではなくなり、「〜される」という意味が加わること、
②修飾語と述語の違い
この意味が分かっていれば、どちらの文もすぐに訳せる、ということです。
先程の例文に当てはめてみると、
「英語は世界中で話されている」
この文は、述語に「〜される」があるので、日本語でいう(動詞)がないため、be動詞を使います。
その結果、English is spoken
となります。
あとは最後に、all over the world か around the world、in the worldを加えれば正解です。
(3つは若干意味が違いますが、この日本文ならどれでもオッケーです。)
もう一つ文「世界中で話されている英語」の場合、そもそも、(文)ではありません。
これはあくまで「英語」という単語であり、文ではないのです。
そして、その名詞である「英語」に、「世界中で話されている」という情報が付け足されています。
なので、「English spoken all over the world」
というように、Englishの後ろから、「spoken all over the world」 がくっつて完成になります。
このように、3年生の英語を理解する上では、品詞と文構造の理解が必須になります。
この辺から、英語というよりは国語力が重要になってきます。
だからこそ、国語をもう一度見直していきます。