投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:258
投稿日時:2021年4月18日14:34
最終閲覧日時:2024年4月25日12:40
今日も朝からランキングテストお疲れ様です。
また、今週は3年生を中心に進路面談をさせていただきました。
その内容を書かせていただきます。
今回の面談では、
1、現状分析
2、志望校イメージ
3、現状と理想のギャップと次のテストまでやること3つ。
これを話しました。
その中で、志望校に関して。
まだ決まっていない3年生もいると思います。
そんな迷っている人には、とりあえずトップ校を目指そう、伝えております。
では、なぜ行きたいところがない人は、進学校に行った方がいいのか、説明させていただきます。
まず、前段階として、高校は手段でしかない、と考えています。
高校は義務教育ではありません。
行かなくてもいいところです。
実際ほとんどの人は高校に行きますが、だからと言って必ず行かないといけない場所ではありません。
「みんなが行くから進学しただけで、別に選んでない」
という人もいるかもしれませんが、それは間違っています。
その人は、自分で選ぶことをやめる、ということを選んだだけです。
選ばないことを選んだだけで、その進路は自分の決断の結果です。
そして、高校生からは、選択の結果は自分の責任になるのです。
だからこそ、自分の進路に責任をもって考えなければいけないと思います。
「べつにどこでもいいし、、」
と安易な判断をして苦しむのは自分自身です。
3年間、その高校に行くことになるのですから、自分の選択に責任を持ち、考えなればいけないと思います。
3年間通う高校です。
一生に一回の高校生活です。
実りある3年間にした方がいいと思います。
そして、高校は手段ですから、目的のために選ぶべきです。
だからこそ、まずは理想=目的をイメージすることが大事です。
どうなりたいのか、という思いがなければ、どんな未来も実現しません。
まずは自分自身がどういう3年間を送りたいのか、真剣に考えましょう。
いよいよ、そういう年齢になった、ということです。
しかし、そんなこと言われても、理想とかないし、高校の違いも分からない、という人も多くいるでしょう。
そういう人は、とりあえずトップ校を狙いましょう。
トップ校をおススメする理由はただ1つです。
それは、環境がいいからです。
環境というのは、設備とか、制服とかのことではありません。
設備なんて個人的には何でもいいと思っています。
大事なのは、その学校にある文化です。
普段、文化、というものを意識しないので、ぴんとこないかもしれませんが、
どんな組織・社会にも文化は存在します。
文化というのをもう少し言い換えると、その集団にある常識とか共通理解とか暗黙知、環境などと表現できると思います。
この文化というのは、その集団にいた人たちの行動により作り上げられたものであり、僕たちは無意識のうちに、その集団の影響を受けています。
そして、この文化=環境が与える影響はものすごく大きい、と考えています。
例えば、高校野球を例にとってみます。
高校野球で、強豪校と言われるチームは、監督が代わっても、強い3年生が引退してもそこそこ強いです。
この理由は、チーム内に、練習のノウハウだったり、高い目標設定だったり、モチベーションが上がる仕組みだったり、、、、といった、文化が作られているからです。
そして、進学校の場合も同じです。
進学校は、勉強に関する環境としては、ある程度の質を保っていると考えられるでしょう。
勉強に関するノウハウはもちろんのこと、高い意識の仲間、自主自律した雰囲気、、、
これは、進学校を選ぶ一番大きなメリットだと思います。
(もちろん、陰りが見える高校があるかもしれませんし、進学校でなくてもこういう雰囲気の高校はあると思いますが、基本的に進学校の当たり前の基準は高いです。)
こういった環境に身を置くことは、大きく成長させてくれると思っています。
「でも、周りが勉強できる人ばかりだから心配、、」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それは逆です。
自分が普通だと思うからこそ、高いレベルの環境に身を置くべきです。
その高いレベルの中で、普通くらいの位置だったとしても、一般的にはかなり高いレベルになれます。
なぜなら、常識が違うからです。
上位の集団の中くらいは、一般的な人と比べればかなりできます。(なんでもそうだと思います。)
だからこそ、、迷ったときはトップ校を狙います。
最も高い基準で勉強することが、大きな成長をもたらします。
普段の勉強も、トップ校を狙うという高い基準で行動してください。
まずは、今日一日、やり切りましょう。
ちなみに、2年生の皆さんは、来週から面談させてください。
また連絡するのでよろしくお願いします!