投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:541
投稿日時:2019年12月8日19:18
最終閲覧日時:2025年11月26日14:16
今回は傾向と対策についてお話しさせてください。
今回の記事は僕ではなく、福島先生が書いたものです。
先日、ミーティングをしていたときのこと。
「この記事をぜひ生徒に伝えたい」
という熱い想いをいただいたので、ぜひ読んでみてください!
以下、原文のまま載せます。
傾向と対策
この2ワードを聞いて受験校の話だと思った方
違います。笑
なんかすみません。笑
何の話かというと、自分自身の傾向と対策をしろ!ということです。
この話は私自身の独断と偏見で経験則に基づき書かれています、学術的な根拠は全くありません。(笑)
しかし、とても大切だと感じていることではあるので、参考にしてみてください!
塾を通して生徒や先生、また日頃の生活で友人や家族など様々な人に関わっていると色々なことに気付きます。
最近本当によく思うのは、完璧な人間はいない!!!ということです。笑
絶対そうだと思います。池畠先生も飛田先生も完璧じゃないです。(もちろん素晴らしい先生ですが、全然完璧ではないです。
ちなみに、お気づきだと思いますが、池畠先生は案外抜けてます。(笑)
そして、私も間違いなく完璧ではありません。)
んなことないよって思った方、当たり前のことじゃんと思われた方、どちらもいるかと思います。
とりあえず、私の話を聞いていただけると嬉しいです。
いない理由は簡単です。
誰にでも苦手なことがあるからです。
当たり前のことかもしれませんが、まず私の話からさせていただきます。
塾の先生として、言っていいかどうかわかりませんが、私には苦手なことがたくさんあります。
私は同じことを同じように継続することがとても苦手です。また、人と同じことをするのがとても苦手です。
どういうことか。
具体的にはこういうことです。
朝一定の時間に起きれません。
寝る時間が定まりません。
決まった時刻に決まった場所にいることができません。
みんなでこれをやりなさいができません。
とても苦手です。
すごく苦手です。
正直人間として最も大事なところかもしれません。
人によっては何故できないのか理解ができないでしょう、私も私のこの部分についれは理解できません。
(なぜかやらかしてしまうんです。)
私の人生を振り返ると時間にとても厳しい組織に身を置いていました。
(きっと日本自体がそもそも時間に厳しい民族でしょう)
私はずっと野球をしていたので、体育会系という規律のとても厳しい組織にずっといて、時間を守れず大目玉を何回も食らいました。
やる気がない、気の緩みだ!!と何回も叱責されましたし、部をやめてくれと部員に退部届を渡されたこともありましたし、引退するまでずっと雑草を抜くかバッティングキャッチャーをしましたし、最後はもうグラウンドにこないでくれと言われ自宅謹慎をしていました。(今となっては良い思い出ですが、大学時代の話です笑)
それにより完全に自分自身の自信を失いました。好きなことに向きあえなくなった私は、何に対してもやる気の出ない、活力のない、情熱のない日々が4年続き、その後も1年間その期間のことを引きずり続けました。実はまだ引きずっているかも。
だから24歳(今年25歳)にして大学2年生なんです。
恥ずかしいですが隠すつもりはありません。
もともと慶応の理工学部だったのにこれが勉強にまで影響を及ぼし、今では環境情報学部にいます。
これは紛れもなく私の人生の大きな失敗の一つです。
今でもこの期間のことを考えると吐き気が止まらなくなるほど、涙が止まらなくなるほど辛かったです。
今もキーボードが濡れる勢いです。笑
冗談はさておき、私はある日突然気付きました。
傾向と対策だ!!!!!!と。笑
まさに青天の霹靂。
嘘みたいかもしれませんが、突然ひらめくことってあるんです。
傾向と対策って本来まず自分自身に活用するべきだったと。
ここまで私が失敗してやっと気付けたんです。
これは、みなさんに教えさせていただいたからこそ、気づけたことかもしれません。
勉強はまさに傾向と対策。
しかし、それを生徒に教えている自分は果たしてどうなのか。
考えることが多くなったからこそ、深く心に刻まれたのだと思います。
人によってはどうかはわかりませんが、私にとって人生のどん底で気付けたことです、だからみなさんが同じ轍を踏み人生のどん底で気付く必要はありません。
私に関わる人すべてに伝えたいです。
いいですか、傾向と対策です。笑
世の中には色々な人がいると思います。千差万別で十人十色です。これは間違いありません。
しかし、一つだけ変わらないことがあります。それは誰もが皆、自分の体で自分を生きているということです。
生徒を見ていると同じ間違いばかりします。わかります、その気持ち。私もそうでしたから。
何回も言います、傾向と対策なんです。
自分の苦手なこと、自分のミスを犯しやすいところ、そこをすべて把握できるのは他人ではありません。
自分です。
なぜなら自分を生きているからです。
(もちろん塾にいる生徒の傾向と対策はある程度把握していますが、本当に気付けるのは自分でしたかないのです。)
まず、自分自身の傾向を掴むことから始めてください。必ず。
必ずですよ、いいですか。
ただなんとなくやっているうちは気付けません。私も24年間自分の体と脳みそで生きてきましたがしばらくはその傾向に全く気付けませんでした。
人に言われても大体気付けません。自分が気付けるかどうかです。(言われて気付けているあなたはもしかしたら天才かもしれません。)
いろんなものが気付くことを邪魔します。
プライド。
自尊心。
肩書き。
そして成功体験。
すごく邪魔をしてきます。
苦手を知るって本来人間はやりたくないのかもしれません。
でも本当はきっと気付いてるはずです。心の奥底に必ず、『苦手だな』って思うことって絶対あるんです。
この記事を読んでこれが苦手だって今思った方、それです。
そしてその傾向を掴む。自分は何が苦手なのか。(得意バージョンでも是非やってくださいね。)
自分の傾向ですよ、人がどうとか関係ありません。(人と比べて苦手っていうのはありです。)
そしてその後に対策です。もう一回言います、対策です。
それも超具体的なやつです。
苦手なことってわからなくなっちゃうんですよね。
気の緩みだ!とか、覚悟が足りない!とか言われて、原因がわからなくなる。
苦手は苦手でいいんです。しかし、超具体的な対策を練る必要があります。
私の場合、時間感覚がない→寝る時間が一定じゃない→朝起きるのが苦手ということです。これに気付き、人生がガラッと変わったと思います。(まだ寝坊することはありますけど、格段に減ってはいます笑)
塾の生徒を見ると本当に痛感させられます。傾向と対策です。
具体的に言えば、
生徒は正負の数の計算で必ずマイナスをつけ忘れる。
ー(2xー5)をカッコを外すときに間違える。
これは傾向と対策ができてません。
単語テストで、teach taught taught の不規則変化動詞。
間違える人は大体音に惑わされて
teach tought tought って書いちゃうんです。これを毎回やっちゃうんです。
なぜなら、、、
もういいですよね?
傾向と対策です。
わかりやすく言えば、
⒈自分の傾向をつかむ(直す場合は何が苦手なのかというところを深く掘り下げて考える)
⒉その傾向を受けてどうするのかを超具体的に考える。(人がどうするではありません。自分がその出来事に対してどう対処するか)
ということです。簡単なことでしょ?きっと誰にでもできると思います。
できるようになりたければこのプロセスを必ず踏むはずなんです。
私に勉強ができたようにみなさんにも簡単なことだと思います。
もちろん対処を間違えることはあります。
それは試行錯誤です。(先人たちはこういう言葉を作っていて本当に素晴らしいと感じています)
でも苦手なことなんですから仕方ないです。やっていけば必ず自分なりの答えが見つかります。その答えが人と同じじゃなくていいと思います。それがきっと正解です。
そんなすぐにはできるようにならないかもしれない。
しかし!!!!
不思議なもので今までできなかったことがこう考えるだけでパッとできるようになる瞬間って必ずあります。
いいですか、皆さん。脳みその使い方です。言ってしまえば考え方です。
要するに、傾向と対策です。笑笑
できないことをできるようになるにはこれしかない、私はそう思っています。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
日頃から自分自身の傾向と対策を意識してもらえたら幸いです。
というとこです。
傾向と対策。
自分の弱点を見つけて対策していく。
何事においてもこれは重要ですね。
我々も、生徒の傾向を把握し、それを対策していく。
それが1番の仕事であるように思います。
こだなか塾のみなさん、そして、みやうち塾のみなさん、傾向と対策を意識していきましょう。
3年生は今日入試の傾向と対策を説明しましたね?
あとは実践あるのみです。
ところで、福島先生が誰かって?
福島先生は、みやうち塾の人は馴染みないかもしれませんが、
たまに来て怒る、ユーチューバーです。
たまに来て怒るは言いすぎましたが、(笑)
1番厳しくて、熱い先生だと思います。
まだあったことのない人はこの動画を見てみてください。
福島先生動画
では、傾向と対策を意識して頑張りましょう。
次は、入試の傾向と対策をのっけていきます!