投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:196
投稿日時:2019年9月23日21:18
最終閲覧日時:2025年11月26日17:51
今日、ある生徒に注意したことがあります。
それは、
自分が今どこを勉強しているのかを理解するようにすること。
彼は、塾に来たとき、ある質問してくれました。
「先生!
何したらいいですか?」
皆さんならどう対応するでしょうか?(お母様も先生になった気持ちで考えてみてください!)
「おお!よく来たね!
今の課題は二次方程式だからそこをやろう!」
この返答。
なんともいい返答のように思います。
しかし、このやり取りを繰り返しているうちは、いまいち伸びないと思っています。
その一番の理由は、課題意識を持てていない、いや持たせることができていないからです。
現在やっている内容の説明、課題は伝えています。
それでも忘れてしまうのはなぜか。
それは、勉強したことが記憶として残っていないからにつきます。
「今週テストで数学の文章題と英語の三人称単数形が悪かったから、もう一回復習しよう。来週はこの課題に取り組んでみて!」
3日後。
「先生、何すればいいですか?」
これを繰り返していたらとても危険です。
自分の課題、勉強する目的、これが明確になっていない。
(我々が生徒にイメージさせることができていない、という意味です。)
だから、勉強が断片的で行き当たりばったりになってしまう。
自分で目標を立て、課題意識をもち、それを実践する。
当たり前のことですが、これができるようにする必要があります。
これが、わかりやすい授業だけでは成績は伸びないと話す理由。
学校で同じ授業を受けてもこれだけ差がつく。
それは先生の教え方だけでなく、学ぶ側の学び方が悪いから。
この、学び手としてのスキルを向上させる必要があります。
コーチングの研修をしているのもそれが狙い。
科目を教えられるのは当たり前。
プラスで進捗管理を徹底しないと成績は伸びない。
これを浸透させていきます。
いまやるべきことはなんですが?
これに答えられる生徒になってください。