新3年生の入試対策の流れ(英語)

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:133


投稿日時:2020年2月23日23:29

最終閲覧日時:2024年4月24日0:33


みやうち塾 こだなか塾



3年生の入試が終わったばかりなのに早すぎると思うかもしれませんが、ここで新3年生の入試対策の流れを説明します。


(1年間はあっと言う間ですからね)


まず最初は英語です。


なぜ英語か、ということですが、英語が頑張った分1番返ってくる教科だからです。



定期テストと入試は別物。


それは3年生の姿を見ていればわかりますね?


正直定期テストは、真面目な子が勝つ。


先生の言うことをしっかり聞いて、ノートをちゃんと復習して、


当たり前のことをきちんとやれれる、いわゆる優等生の子が点数を取れると思います。


でも、入試の問題は別。


単に学校範囲を覚えているだけでは厳しい。


概念からきちんと理解する思考力がないと、太刀打ちできません。


特に数学。


定期テストで数学ができると思っている人は注意してくださいね。


全然レベル違いますよ。


また、理科、社会もなかなか難しい。


まず、範囲が3年間の全範囲。


定期テストとは比べものにならないくらい多い範囲を勉強する必要があります。


しかも、単なる暗記では対応できない問題も多くある。


なかなか大変 ですよ?


そして国語。


国語に関しては、意外と取れると思います。


ただ、国語を狙って取れるようになるにはかなり練習が必要です。


中学生でこのレベルまでできるようになるのはかなり難しい。

理由は、解答の根拠を、明確に言語化できないから。


そこまで自分の思考と向き合いながら解答を作っていける力を持った生徒はなかなかいないです。


ほとんどの生徒は「なんとなくできる」


というのが普通だと思います。


そうすると、


数学は難しくて、理科、社会も問題に左右される、国語はまぐれなところもある。


じゃあ、どれも勉強しても意味ないじゃないか!


となると思いますが、唯一、勉強した分返ってくる教科があります。


(もちろん、上記の4教科も伸びます。とはいえ、やりやすいものから力を入れた方がいいので、本番で取りにくい教科と表現しました。)


それが、英語です。


理由は簡単で、問題作成者がどんなに頑張っても、難しさに限界があるから、です。




高校入試で出題される単語と文法は全て決まっています。


そうすると、きちんと覚えてしまえば、全文訳すことが可能なんです。


英語の文章を全て訳せれば、どうでしょうか?


日本語にすれば、めちゃくちや簡単ですよね?


(日本語ならみんな満点取れると思います)


実際、神奈川トップの翠嵐高校の英語の合格者平均点は、毎年90点は切りませんが、数学は年によって70点を切ることもあります。


このように、英語はできる子は必ずできる教科になります。


しかし、英語の難しさは、できるようになるまで時間がかかることです。


単語を10個覚えたからといってすぐに点数が上がる訳ではありません。


毎日毎日練習して、知識が積み重なって始めて点数につながります。


だから、英語はなるべく早めに頑張りましょう。


試験前に逆転するのは不可能と思ってください。


実際、今年の3年生も、英語はほぼ想定通りの偏差値になってます。


(まだ正確な合格者平均は分かっていませんが、大手塾の平均点をみるとだいたい予想できるので)


だから、その英語をこの春休みで極めましょう。


具体的には、中学で習う文法を全て終わらせ、基本例文を和文英訳できるようになること。


ここをマスターして、新学期からは長文読解に入ります。


そして、夏休みに過去問演習。


ここで、英語に関してはほぼ完成させます。


英語を完成させてしまえば、1教科勉強する教科が減るので、秋からかなり勉強しやすくなります。


他の4教科も難しいですが、もちろんきちんとやれば伸びるので、後半により力を入れて対策することで点数アップできるのです。


もちろん、これよりさらに早くやることは問題ありません。


ここが最低ラインだと思ってください。


3年生はこの春、まずは英語を頑張りましょう!