投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:189
投稿日時:2019年9月10日13:22
最終閲覧日時:2025年11月26日18:41
今の中学生を見ていて小学生に伝えたいことがあります。
それは、貯金を作ることが本当に大切だということ。
あ、別にお金を貯めてということではありません。
勉強の貯金ということです。
3年生〜1年生をみていますが、間違いなく1年生が1番できます。
(今回のテストの結果でも十分にわかると思います)
別に中2、中3がだめとかそういうことではありません。
ただ、データとして1年生が1番できる理由を考えることは必要です。
その1番の理由。
それは、
小学校時代にかなり貯金ができているということ。
試験が終わり、今の1年生の早い子がどこを勉強しているのか。
英語だと不定詞、受動態。
数学でれば、方程式は全て終わり、比例か図形。
かなり差をつけていることがわかります。
特に英語に関しては、1年生にとって、小学校で勉強したことを復習するだけ。
単語をきちんと覚えること、そして、つまらない文法のミスをしなければ、変な点数はまずとらない。
この状況で勉強することができています。
これは相当有利だとわかります。
2、3年生に教える場合、まずは学校よりも先に英語、数学を教えます。
そして、試験前に国語の対策問題。
理科、社会の暗記
という流れが普通です。
でも1年生は、英語、数学はそんなに勉強する必要がない。
(昨日も、1年生は方程式の復習テストをしてました。これは次の試験範囲です)
そうすると、かなりの時間を理科、社会に費やすことができます。
この差はなかなか大きい。
鬼ごっこをイメージしてみてください。
2、3年生は背後に常に鬼がいる感じ。
自分がターゲットにされてしまい、常に追ってくるので、
そこから逃げるしかありません。
でも1年生はそれを遠くから見てるイメージ。
あ、鬼向こうに行ったから、俺はこっちの影に隠れよう。
そんな感じで鬼ごっこを進めることができています。
どちらの状態がいいのか。
それは間違いなく後者。
だから、小学校のうちにどんどん先に進めましょう。
具体的には、小学校卒業までに英検4級、数学は方程式まで。
そして、国語力(文構造)を徹底的に鍛え、割合の考え方をマスターする。
この状況を目指してほしいと思います。
ちなみに、今の小6のトップの子がどこをやっているか。
なんと、連立方程式の文章題。
(計算ができるとかではなく、きちんと原理を理解してます。)
そして、英検4級。
(卒業までに間違いなく3級取れます。)
もうすでに2年生卒業レベルの力をもって中学に入学。
これはなかなかにすごい差がついてますよね。
小学生でどこまで進めるか。
これは中学校のテストでどれだけ取れるかを、けっこう暗示してます。
もっとできるようになることを目標に、
今日から取り組んでいきましょう。