3年は1か月後に人生のターニングポイントを迎えることを理解しているのか

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:289


投稿日時:2024年1月25日2:44

最終閲覧日時:2025年7月5日11:37


こだなか塾



いよいよ、入試まで残り1か月を切りました。



高校受験だけが大事なわけではない。



でも、


高校受験が重要なターニングポイントになるのは間違いない。



みんなはあと1か月後には中学を卒業して、


あと2か月と少しすれば高校に入学している。


新しい3年間をどこで過ごすのか、


それがこの1か月の頑張りで決まるわけです。



絶対頑張った方がいいよ。





今手を抜いたら絶対後悔するよ







高校受験くらいで、と思うかもしれない。



まだそのあとがあるじゃないかと。



しかし、人生には「旬」がある。


これだけは知っておいてほしい。


人はいつでも変われる。これはみんなもよく聞くし耳障りのいい言葉だと思う。



これに関しては俺も完全に同意するし、その通りだと思う。



でも、その「変わりやすさ」は、果たして均等なのだろうかと疑問に思う。


人生には、明らかに変わりやすいタイミングと、そうでないタイミングがある。






これは、自分の話になってしまうが、俺は大学時代野球部に入っていた。



大学の野球部は、インドでいうカースト制みたいなもので、


1年生 奴隷

2年生 平民

3年生 貴族

4年生 神


みたいな感じで階級が上がっていく。


最初奴隷だった1年はひたすらに、先輩の手伝いをしていた。


これはいまになったら笑える話だけど、先輩の名前と出身高校を間違ると退部になるという謎のルールがあり、先輩の名前を出身高校を計算カードに書いて覚えていた。



ここは、受験勉強で培った合理的な復習方法を生かして、先輩の名前(1学年50名いるので150人くらいいます)を片っ端から覚えていった。


1年生のころ、とにかくグランドに行くのが怖かった。



だからなるべく野球をしないようにしていた。


いや、やらなくてもいいといい訳をしていた。


(ちなみに、このときお笑い芸人になった藤原先生も、一生懸命に手伝いをしていました(笑))



そして、人生で最も長いと感じた1年生がようやく終わり2年生になった。


2年生になると、今度は新しい奴隷(笑)が入ってくるので、その新しい奴隷である1年生に仕事を教えて、2年生は
晴れて平民に復活することになる。


この時、僕がやらなければいけなかった直属の仕事(サイドボックス部)を引き継いだのが福島先生だ。


僕は、いい感じのたくましい奴隷がきたということで、(笑)福島先生に仕事を引き継いだ。



この時、福島先生には 勉強 ではなく、



先輩への挨拶の仕方やバッティングマシンの使い方、そしてさぼり方何かをわかりやすく教えていた。



そして、晴れて2年生になり、平民としてようやく練習に参加する機会も増えてくる。


でも、この時、なんとなく逃げてしまった、、

まあ、2年生だし、秋くらいから頑張ろうかな、と。


じゃあその時、どうなったのか。


当然、1年生からガンガン頑張っている同期はどんどん神宮のスターになり、



3年になる頃には雲泥の差がついていた。


この差は実力的なものだけではなく、


経験とか考え方とか、そういったものすべて踏まえて別次元になっていた。


そして、当たり前だけれど重要な事実がもう一つある。

それは、大学1年生になったとき、僕らがチャンスをもらったのと同じように、

また新しい一年生がチャンスをもらうということ。


まだ未来がある1年生と、先がない3年、4年生。



みんなならどちらを使うだろうか。

当然まだまだ未来がある下の学年を使うわけで。



もちろん、最初から実力が違った。

それもあると思う。

やっぱり、1軍でレギュラーを張るレベルの選手はめちゃくちゃ野球うまいし、それはあったと思う。

でも、万が一僕が生き残るとしたら、1年生から死ぬ気でやること。

これしかなかったなと思う。

結果は変わらなったかもしれない。でも、1年であればまだまだ可能性はあったのは間違いない。


みんなはどうだろうか。

無限の可能性がある、というのは半分は正しいけど半分は間違っている。


その可能性が、いよいよ現実になる。

いつもでも可能性に逃げることができない。



自分の立ち位置は、偏差値として明確に示され、嫌だろうが何だろうが3か月後には新しいスタートを切ることになる。


では、その3か月後を考えたときに、納得のいく努力はできているだろうか。



自分が受け入れることになる結果に対して、自分自身を許せるだろうか。



3年生になって明らかに差がついている中で無駄に素振りをしていた僕のように、


不本意な進路で不満を言いながら勉強することになっていはいないだろうか。

いつからでも頑張れる。

これは正しい。

しかし、同じ努力に対するリターンは明らかに違う。


高校受験はどう頑張っても1回しかない。(浪人でもしない限り)

高校生になってどれだけ後悔しても絶対にできない。


そして、高校受験の頑張りで進学先は大きく異なるし、当然その後の進路も大きく変わる。



人生に一度しかないこのタイミングを、ぜひものにしてほしい。


当然、全員合格するためにやっているので、入試まですべて営業している。




思う存分勉強してほしい。


僕としても、毎年がチャンス。

同じメンバーで受験することは二度とないので、今年はこのメンバーで受験を勝ちに行く。



圧倒的に勝利した1年にするつもりでやっています。

間違いなく、今年の3年は歴代最強結果をたたき出す。


最後まで折れない心で。



合格判定がまだ出ていない。


不安になっている人も、出願する以上は必ず間に合わせる。



重要なのは、合理的な復習。


これを追求すること。


どうすれば合格点に届くのか、徹底的に考え抜いてほしい。


そして、最後まで諦めないこと。


ありきたりですが、最後に勝つのは、意味わかんないくらい諦めないやつ。


結局これだよね。




志望校が決まっていない今はとても不安になると思うけど、逆にチャンスでもあるよね。



だって、逆境で人は成長するから。



いや、正確には、逆境でしか人は成長しないから。


この入試が終わったら、いまより、100倍賢くなって、



メンタルも100倍強くなっているはず。


目指せスーパーサイヤ人。



黒髪のスーパーサイヤ人。





明日もやり切った1日にしましょう。