学力が伸びないときの考え方

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:128


投稿日時:2024年4月7日15:29

最終閲覧日時:2024年5月3日17:04


こだなか塾



学力が伸びないときの考え方

いよいよ、新学期も始まりました。


この1ヶ月、新体制準備等でご連絡できておらず申し訳ございません。



また、新年度に向けて、ルーティンを守っていきます!


さて、新年度最初の投稿は

成績が伸びないときにどのように分析するのか。


この点について簡単にまとめます。





中学生の成績が伸び悩んでいるときに考えるべきは

・網羅率
・定着率

まずはこの2つです。



全範囲網羅し、一度解いた問題を2回目でも正解できるか。

この2つができていれば基本的には成績は伸びます。



だから、

・先取りで進める

・テストをまめに挟む

これを重視します。


でも、そもそも
全範囲網羅できない、同じ問題を何度やっても間違える、という悩みを抱える生徒は多いです。

この場合考えるべきは、

・脳力
・そもそものやる気

この2つです。




脳力というのは、読解力や記憶力、概念理解などのいわゆるIQのような力。
才能と呼ばれるものと考えていただいて構いません。


ただ、才能という言い方が嫌いなのは、脳力は鍛えれるからです。

頭のキャパシティみたいなものは鍛えることができます。

記憶力も、小学生より中学生の方が高いし、計算スピードもだんだん早くなる。


脳力は筋力みたいに鍛えることができます。



この脳力を測るうえで重要な指標が、進捗達成率です。



要は時間あたりにどれだけ速く進められるかということです。学力が向上する生徒は必ずこの進捗達成率が大きく向上する瞬間があります。


なので、時間あたりに覚えられるスピードが上がるように勉強していく、これが大事なことです。



もう一つ深いのが、そもそも本人に伸びたいという動機があるかという点です。




ただ、重要なのは、モチベーションがなくても伸びる生徒がいるということ。
勉強へのモチベーションが高いほうが結果を出しやすいのは間違いないですが、モチベーションが高いのはそもそも勉強が好きだったり、もともとの学力が高く順位がいいからである場合が多いです。

だから、モチベーションに頼るというのは実は本質ではないと考えています。むしろ、やる気がなくても結果を出しているやつがいる。この事実に向き合うことが重要です。

では、どうすればやる気がなくても結果を出せるのか。

これが、習慣化が重要な点です。



やる気がなくても頑張るかどうかは、どれだけ習慣化できるか、これにかかっています。


そして、習慣化をするために僕が重視しているのが、組織の力を使う、という点です。