次のテスト、模試に向けて

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:188


投稿日時:2021年6月15日15:08

最終閲覧日時:2025年5月2日23:49


みやうち塾 こだなか塾



こんにちは!





高校生コース、こだなか塾福島です!






昨日模試の解き直しをしている生徒さんがいらっしゃったので、そのときにどうしたら目標点を突破出来るかというお話をさせて頂きました。





これは全員に共有するべきだと思ったので、是非参考にしてみて下さい。






非常に長くなりそうなので、読むのが面倒な方は、最後だけ読んでください。笑






まず、テストや模試の性質について。




前提として、これには必ず傾向があります。





これは高校、中学の定期テストでも、公立高校の入試でも、大学共通テストでも必ずあります。






そして、受験者数が多ければ多いほど、形式はかなり毎年、毎回似通ったものになります。





例えば神奈川県公立高校の入試。


例として数学を用いますが、



数学では、
大問1 (ア) 正負の数の計算
(イ) 文字式の計算
(ウ) 平方根の計算
(エ) 分数の文字式の計算
(オ) 2乗、展開
1問3点で、計15点。

大問2 (ア) 因数分解
(イ) 二次方程式、解の公式or平方完成
(ウ) 関数の変域
(エ) 不等式、一次方程式
(オ) 平方根の大小、平方根
   (カ) 図形
1問4点で、計24点。

大問3 図形、データの分析、方程式を立てる問題
ここから点数はある程度変動しますが、基本的には、2点問題、3点問題、5点問題に分かれます。

大問4 2次関数

大問5 場合の数、確率

大問6 空間図形、平面図形、相似


こんな感じになっていると思います。
是非確認してみて下さい。


もちろん年によって変わるところはありますが、基本的にはこの形の出題です。






また、大学共通テストでは、
数学IA

大問1 [1] 二次方程式
   [2] 図形と計量

大問2 [1] 二次関数
   [2] データの分析

大問3 場合の数、確率

大問4 整数の性質

大問5 図形の性質



来年度もほぼ確実にこの配置になることが予想
されます。




配点も、1が30、2が30、3.4.5から2つの大問を選択で20点ずつです。






多少、年で問題数の調整、配点の調整はありますが、がらっと変わることは想定しづらいです。








こうであるが故に、点数を取ることは難しくないはず。






なぜなら、やるべきことがきちっと決まっているからです。






だからこそ、目標点の立て方と、そして点数帯別の勉強法について、考えてみましょう。







40点以下の方々はまず得意分野を作ることがスタートラインです。




例えばですが、公立高校の入試でも、大学共通テストでも、1.2番の基礎問題を得点できると4割を超える仕様になっています。





それゆえ、4割以下の方々はその科目に対して苦手意識が強いかもしれません。




しかし、出題形式が決まっているからこそ、どこかに得意を作ることはできる。





ここは辛うじてできそう、という場所を見つけて、そこを得意にする。




そうすれば4割を超えることができる。



だからこそ、6割を目指してやりましょう。




5.6割の方もそれは一緒なのです。



得意な所を1つ増やす。




この作業さえ怠らなければ、7割までは取れる仕様になります。






しかし、8割を超えてくるともう2段階ほどステップは上がります。





7割までは加点方式で考えていけば大丈夫ですが、8割からは減点方式で考えて行かなければいけません。


特に9割となると、1割しか間違えられないわけですから、間違える量を減らすという側面が必要なわけです。




知識、演習不足で間違えることも当然ありますし、加えてケアレスミス、計算ミス、問題の勘違いなど、間違える原因は様々です。







まず、8割取れるなら、他の科目で8割に到達してない科目の勉強をすることの方が大切です。


英語で8割取れるが数学で取れないなら数学を。

数学で8割取れるが、理科では取れないなら理科を。





今の時期は、高校受験科の皆さんは英語、国語、数学のこの主要3科目を特に集中的に。



国語、英語は直前での追い込みが特に効きにくい科目です、着実に力をつけていきましょう。





大学受験科の皆さん。

数学、英語、国語はもちろんやっていますが、理科、社会も含めて全て並行して進めましょう。

これが本当の私のやり方です。笑




それを勉強量で補う。それが最も合格への近道です。





そして、




目標点を立てる際には、どの大問で、何点取るか。




それを本当に正確に考えてみて下さい。




これは中学生にはもしかしたら難しいかもしれません。





高校生だから、このような要求を出します。






目標点が65点なら、どこの問題を何点取るのか。

 


それを考えなければ目標点に価値はない。

ただのテキトーに決めた数字になってしまうから。


 


それを考えると、自ずとやるべきことが見えて来ます。



そして、そのやるべきことを是非メモ帳に書き出して、


どれが一番点数効率が良く、点数アップにつながるか


または、

どれが自らがモチベーション高く保ち、取り組めるか




優先順位をつけてみてください。




その順番で勉強していきましょう。







その問題を正解するためにどうするか。





類題をたくさん解いたり、その分野についての理解を深める。





この繰り返しで点数は上がっていきます。





そこまで具体的にテストで点数を取るということが見えた人から点数が伸びていきます。





中学生は気づいていないかもしれませんが、こちらは隠れてこそこそこういうことをしているわけです。笑





高校生は気付いてると思いますし、それを自ら実践する年頃です。






長くなってしまったので、まとめますが、


〜6割までの方 →点数の〜1.5割増が目標。
得意分野を1つ、2つ作るイメージで勉強していく。


7〜8割の方 → 点数の1割増が目標。
分野毎のミスを減らす、苦手を消すイメージが必要。他の科目のに回っても大丈夫です。



具体的にどの問題を得点していくとその点数になるのか。

それを取るために何をするべきなのか。




そこまでやってみると良いと思います!



長文失礼いたしました。笑


この調子で頑張っていきましょう、それでは!

福島