新小6のカリキュラム構想

投稿者:池畠 悠 所属塾:みやうち塾 閲覧数:274


投稿日時:2021年1月29日2:00

最終閲覧日時:2025年11月17日4:15


みやうち塾 こだなか塾



もうすぐ1月も終わりいよいよ2月。



3年生の受験が大切なのは当たり前として、この時期に最も大切なのが新一年生の勉強。




スタートダッシュをいかに決めるかは、とても重要なことです。





もちろん、学年が上がればみんなどんどん頑張るようになるし、



最後の最後に力をつけて有終の美を飾る。





そんな人はたくさんいます。




しかし、早ければ早いほどいい。





どうせできるようになるんなら、早くできるようになってほしい。



その方がもっと先まで進めるし、楽しいと思います。



だからこそ、スタートを華麗に飾りたい。




そのために、この春休みで準備を進めていきましょう。




具体的には、次の3つが最低目標。



1、計算は方程式文書題、図形は扇形まで進める。



2、英語は動詞の見極め、過去形まで(1年生全範囲)


3、品詞分類表を理解する



ここを最低目標にしています。




今のところ新一年生の6割が目標達成しています。


まだ達成していない皆さんはまずはここを目標に進めていきます。


では、終わっている人は何をするのか。


次の2つです。


1つ目は、国語読解を本格的に行います。



全教科の中で最も時間がかかる教科は国語だと思います。



そして、国語は全ての教科の基本。



広い意味では、学力=国語力といっても間違いないと思います。


この国語力をつけることが、小学生の一番の目標。



今の中学1、2年生にも、小学生のときに音読をもう少しやればよかったかなと思うことも正直あります。


(もう諦めた、という訳ではないですよ?

今年になって大きく伸ばしてきた人もいますし、

まだ今伸びている最中の人もいます。

ただ、中学生は忙しくて時間がないので、小学生のうちになるべく文章を読める力をつけた方がいいと思うことはよくあります。)


別館を作ったのも、国語の授業時間を増やすため。


効率よく時間を増やすために、どうしても集団指導を併設したかった、というのがあります。


そして、小6のみんなも国語読解の時間を増やしていきます。


その際の教材としては、中学受験用の教材(予習シリーズ)を使います。


なぜ中学受験用の教材を使うのか、ということですが、


高校受験用より記述問題が充実していること。


同じ小学生がやっているものだからぜひ知っておいてほしいこと。


この2点があります。


語彙力もけっこう高いので、力はつくと思います。


2つ目。


理科、社会の大枠を掴む勉強。


今年から学びシアターという事業を小さく開始しています。


正直、止まってしまっているときもありますが、今後も力を入れて行っていきます。


この事業の目的は、公立トップ校を狙うための基礎を、小学生のうちにつけること。



みやうち塾は、小学生のうちはガリガリ勉強させるという塾ではないです。


中学生の厳しさに比べれば、確実にあまいと思います。


理由は、中学受験もない段階でそこまでの負荷に耐えることはなかなか難しい、ということがありますが、


小学生は楽しくやった方が力がつく、と考えているからです。


この楽しいは決して友達と話す、とかではなく、勉強そのものへの興味が持てる、という意味。


もちろん、内申・入試で進路が決まってしまう中学生になれば、厳しく強制していく必要が出てきます。


しかし、理想は自分からできるようになること。


きれい事を言っても仕方ないですが、結果という観点からも、勉強が好きな子の方が成績は絶対に伸びると思います。


そう考えたときに、もうひと工夫ほしいなと思い考えたのが学びシアター。


その中で、理科、社会で勉強を好きになってほしい、という思いがあります。


また、小学生のうちに、ある程度世界地図がかけたり、


原子の仕組みがわかっていたり、


歴史上の人物を知っていたり


こういう、ちょっとしたことの差だけで、中学校の勉強への入り安さは格段に違ってくると思います。


神奈川の入試は理科社会の得点が非常に重要。


それをふまえても、トップ校を狙うために、理科・社会は確実にできる様になってほしいと思っています。


小学生の今後のカリキュラム、概観ですがお伝えさせていただきました。


詳しい内容はまたご面談の際にご共有させていただきます。


緊急事態宣言が収まる頃に、中学生の保護者様と合わせて、小学生の保護者様にもご面談の方お願いさせていただけたらと思います。


ぜひともよろしくお願い致します。