投稿者:山下 祐司 所属塾:NEXT LEARNERS 閲覧数:184
投稿日時:2021年5月17日21:12
最終閲覧日時:2025年5月7日7:31
9.12 ÷ 24
がわからないというので、
代わりに
912 ÷ 24
を解いてもらいましたが、
これもわからないと。
なので、
91 ÷ 24
を3で割ったら、
あまりが出るという
ヒントを出すと、
24 × 3
は72 (← ここまでくるのに相当時間を費やす)
なので、
あまりは
91 - 72
を計算したらOKだよね、
と思ったらこの計算すら
できないと。
えっ?!
これって、小5じゃなくて、
小2じゃないか?!
いや、繰り上がりとか繰り下がりとか
それって小1じゃないか?!
とびっくりしたのですが、
ただ、ふと振り返ってみると、
先日の連立方程式の計算途中に
42 - 17 = 37
とか平気でやってる中2生もいたし、
数年前には、
13 - 8
がわからないという
小6生の体験講習受講生も
いたので、
中学生で数学が苦手な生徒って、
おそらく小学校低学年の算数の段階で
既につまずいていてそれを
ずっと放置してきたのではないかと、
あらためて思いいたりました。
ただ、たとえ今中3生であっても、
このことを自覚し、
そんな自分を変えて計算の訓練を
基礎の基礎から取り組む意思のある
生徒であれば、
0%から60%までは
都立高校入試の学力検査までに
実力を引き上げることは
できないことではありません。
こういう生徒は、
急がば回れでも、
焦らず、休まず、
日々着実に訓練を重ねていき、
実力を養ってもらいたい次第です。